「雑草は見る価値ないよ」
「すぐに生えてくるから嫌い」
と思っていませんか?
でも、ふと近くでみてみると、雑草の小さなお花は、力強く、美しく咲いている事がわかります。
今回は、この美しい雑草のお花が主役となったおすすめの図鑑をご紹介いたします。
雑草の花の魅力

あなたのすぐ近くでけなげにたくましく生きている雑草たち。片隅で生き抜こうとする懸命さが、小さな花を美しく輝かせています。
美しき小さな雑草の花図鑑 大作晃一写真/多田多恵子文
♦︎小さくても懸命に生きている姿に魅了される
人の近くで生きることに成功した植物が「雑草」であると言われています。
このけなげに咲く花は、小さいながらにして様々な技や能力を磨き上げて、繁栄しています。
私は、この姿は人間も同じだと思います。
人間も生き残るために進化し、繁栄していますし、小さな努力を積み重ねてひたむきに努力しています。
「雑草と人間」
どちらの生き方も強くて美しく、この懸命に生きる小さき姿に心が打たれます。
厄介者と見られる雑草も、命があり、懸命に生きているんです。
本書の魅力

♦︎写真が綺麗!
:まずはなんといっても写真がとっても綺麗なんです!自然写真家の大作晃一さんはきのこや植物などを被写体として美しい自然写真を撮影している方で、被写体全面にピントが合う手法で撮影されておられます。どの写真も本物と見間違えてしまうくらい、美しく、立体的に見えるんです!
♦︎約140種類の雑草の花が載っている!
:なんと約140種類の雑草の花の魅力が書かれているんです!内容としては、時期、大きさ、特徴、花びらの実物大の大きさ、花の拡大写真などです。
♦︎花を調べやすい!
:外に行って植物を観察、調べる時に役立つ機能が盛りだくさん!花の色別に章が分かれていたり、写真が大きいため、パラパラとめくっても探したい花が見つけやすいです。もちろん、花の名前から調べることができる「索引」もあります。
♦︎本の大きさ
:持ち運びがしやすいようにとても小さくなっております。サイズは16㎝×16㎝の正方形で、厚みも1.5㎝程度!やっぱり実際に咲いている花を観察するのが1番ですよね!
まとめ

みなさん、いかがでいたか?
決して主役とは言えない雑草ですが、強く、たくましく咲いている姿は、言葉に表せないほど美しいです。
道の片隅にある、美しきミクロな世界をのぞいてみませんか?
おまけ
この図鑑の第2弾!
今回は、街角の雑草からフキやセリ、シソといった食べられる野草の花も掲載されております!
ぜひ合わせてご覧くださいね〜!
引用・参考文献:美しき小さな雑草の花図鑑 大作晃一写真/多田多恵子文
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