今あなたが手にしている本は人間の脳はデジタル社会に適応していないという内容だ。
アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳
私たちの生活でなくてはならない「スマホ」。
しかし、スティーブ・ジョブズをはじめ、IT業界のトップは自分の子どもにデジタルデバイスを与えないという。
それはなぜか?
便利さがある反面、私たちの心身を蝕むデジタル機器の影響を理解しているからだ。
今日は、教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象にまでなった世界的ベストセラー
「スマホ脳」
を読んで学んだことや魅力をお伝えいたします。
スマホが人に与える影響は?

この本では以下のことを中心に挙げられています。
♦︎睡眠障害
♦︎うつ
♦︎記憶力の低下
♦︎集中力の低下
♦︎学力の低下
♦︎依存
♦︎過度なストレス
♦︎不安
など・・・
人間はこれまで体験したことのない種類のストレスをデジタル社会から受けています。
この本は、そんなデジタル社会から受ける魔力を最小限に抑えるための方法が紹介されています。
学んだこと

♦︎睡眠で脳の「清掃システム」を機能させることで、集中力、学習能力が向上し、情緒も安定しやすい。
♦︎運動は最善の方法である。
集中力向上、ストレス発散、パニックの防止など。
♦︎友達との時間は大切にする
「今、ここ」を大切にすることで、大切な仲間と楽しい時間が過ごせる。
♦︎適度なストレスは集中力向上や思考能力を鋭くすることができる。
♦︎寝る前はスマホを見ないようにする。ブルーライトが眠りを妨げる。
特に運動は最善の方法であると紹介されています。
この本では、スマホの影響から心身を守るための方法が紹介されています。
この本の魅力

♦︎スマホの使用を全て否定しているわけではない
これは答えばかりを集めた本ではない。問いを提起する本でもあるのだ。
アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳
この本では「スマホから受ける影響」について書かれていますが、使用を全て反対し、否定ているわけではありません。
あくまで「スマホの心身への影響を知ること」「デジタル社会を生きるためのアドバイス」として書かれています。
今後もデジタル機器を使用していく上でのアドバイスが書かれているため、実践しやすく、より現実的です。
まとめ

私たちはデジタル機器とうまく生きていくために、デメリットも理解しておく必要があると感じた。
この本には、スマホとの共存のために必要な知識が盛り込まれている。
ぜひ、手に取って読んでいただき、デジタル機器から受ける影響を最小限にとどめ、スマホと適当な関係を築いていただけたらと思います。
もっと学びを深めたい方へ
現代は鬱や不安障害の方が多くなってきている現状。
そんな社会にぜひ読んでいただきたい書籍です。
引用・参考文献:アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳
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