「職場に苦手な上司や後輩がいる」
「みんなから好かれる人になりたい」
と思っている方は多いかと思います。
実際に私も苦手で、仕事に行くのも憂鬱になることがありました。
心理学者のアルフレッド・アドラーが述べている
「すべての悩みは対人関係の悩みだ」
というのも頷けます。
今日は、本来の自分の魅力を引き出し、人間関係の悩みを解消するためのヒントとなる本をご紹介います。
数々の人気番組でレギュラーを務めた加藤綾子アナウンサー著
「会話は、とぎれていい 愛される48のヒント」
得られること

♦︎「愛される」話し方、人の話を聞く姿勢、相手への気遣い、仕事に対する姿勢、人間関係の築き方などのヒントを得ることができます。
♦︎会話や人間関係が苦しくなる時、達人たち(私たちがよく知る芸能人さんなど)はどのような考えを持って、どのような姿勢で臨んでいるのかを知ることで「どうすれば愛される人になるか」を考えるためのヒントを得ることができます。
著者が伝えたいこと

♦︎本来、コミュニケーションとは「楽しい」もの。
♦︎会話で1番大事にして欲しいことは、相手に対する優しさ、気遣い、思いやり、自分自身の心のあり方である。
著者の願い

♦︎新しい自分の魅力を身につけるきっかけになってほしい
♦︎人間関係の悩みを解決するヒントになって欲しい
♦︎仕事やプライベートを充実させて欲しい
このような願いを込めて書いておられます。
この本の魅力

♦︎読者に対して「教えるのではなく、伝える」ことをコンセプトにしている。
:他のコミュニケーション術の本は「〜時はこうしよう!」とか「困った時はコレ!」といったようにマニュアルが書かれた書籍を見ることがあります。しかし、この本は実際に会話が上手な方の実践している内容についてが詳細に書かれています。内容的にはインパクトに欠ける部分はあるかもしれませんが、どんな状況にも応用ができ、自分のものにしやすいように感じます。
♦︎「コミュニケーションは楽しい」ということが実感できるようになる。
:マニュアルを参考にした場合、いつに間にか「次はこういう感じで言わなきゃ」など、「〜しなきゃ」という感覚になってきてしまいます。しかし、この書籍は、話す事が大好きな方々からのお話が多いため、会話を楽しむためのヒントをより沢山得る事ができます。
♦︎本来の自分でいることができる
:本書では、マニュアルにとらわれているような「不自然」な会話ではなく、自然かつ本来の自分の魅力が引き出せるような内容となっています。
印象に残ったところ
批判は自分への攻撃ではなく、仕事に対する意見としてとらえることで、動揺せず、前向きな姿勢を保つ。
会話は、とぎれていい 愛される48のヒント 加藤 綾子 著
私はこの文章を読んで
「あ・・・確かに」
と思いましたし、心が楽になりました。
相手の言葉に落ち込んだり、カッとした時でも、上記のことを心にとどめて「良い仕事をするためには何が必要か」ということを集中して考えると、強い心を保つ事ができると感じました。
まとめ
みなさま、いかができたか?
この本の魅力が伝わりましたか?
私はこの本を読んで、「話し方」のマニュアルを見た感覚とは違い、外見の魅力ではなく、心の成長や、「話す」ことの楽しさを改めて学ぶ事ができたと思います。
みなさんもぜひ、読んでみてくださいね!
引用・参考文献:会話は、とぎれていい 愛される48のヒント 加藤 綾子 著
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